Reportレポート星出宇宙飛行士の活動レポート37

星出宇宙飛行士ウィークリーレポート Vol.23(10/11~10/17)

10月5日にソユーズMS-19宇宙船(65S)が到着したことで、国際宇宙ステーション(ISS)のクルーは一時、10名になりました。

一10名全員で集合写真を撮る様子 ©JAXA/NASA
10名全員で集合写真を撮る様子 ©JAXA/NASA

65Sで到着した女優のユリア・ペレシルドさんと映画監督のクリム・シペンコさんは、10月17日にソユーズMS-18宇宙船(64S)でオレッグ・ノヴィツキー宇宙飛行士と共に地球へ帰還。ISSのクルーは7名に戻りました。64Sで到着のマーク・ヴァンデハイ宇宙飛行士とピョートル・ドゥブロフ宇宙飛行士は2022年3月までISSに滞在し、アントン・シュカプレロフ宇宙飛行士と一緒に65Sで地球へ帰還する予定です。

今週も、星出宇宙飛行士の活動や、「きぼう」船内で行われた作業の一部を紹介します。
10月13日、「きぼう」日本実験棟の煙検知器(Smoke Detector:火災を検知するための機器)の清掃を行いました。
10月14日、画像取得処理装置2(Image Processing Unit2: IPU2)の動作確認をしました。
10月15日、「きぼう」エアロックスライドテーブルで格納した親アーム先端取付型実験プラットフォーム(JEMRMS Multi-purpose Experiment Platform: MPEP)からナノラックス社の小型衛星放出機構(NanoRacks CubeSat Deployer: NRCSD)を取り外しました。NRCSDは、JAXAの小型衛星放出機構(JEM Small Satellite Orbital Deployer: J-SSOD)と同様に、「きぼう」エアロックから衛星を船外に搬出し、小型衛星を放出する仕組みです。

今週も、星出宇宙飛行士のSNS投稿の一部を紹介します。

星出宇宙飛行士の投稿は、64Sの地球帰還の様子を伝えるロスコスモスのTwitter投稿を引用したものです。ISSはまた7人体制に戻りました。

さて、来週は、星出宇宙飛行士のどんな活動をお伝えできるでしょうか。来週のレポートも楽しみにしてくださいね!

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ポスター・プレスキット・ISS滞在中の活動成果をダウンロードいただけます。