星出宇宙飛行士ウィークリーレポート Vol.20(9/20~9/26)
星出宇宙飛行士は、クルードラゴン宇宙船運用2号機(Crew-2)のミッションパッチステッカーの周りにサインをしました。上のほうに、クルードラゴン宇宙船運用1号機(Crew-1)の青いステッカーが見えますが、その上には野口宇宙飛行士のサインもあるのがわかるでしょうか?
それでは、今週の星出宇宙飛行士の活動や、「きぼう」船内で行われた作業の一部をご紹介します。
9月22日、筑波の「きぼう」運用管制チームと定期ミーティングをしました。日本人宇宙飛行士搭乗中は、週に1回、次のミーティングまでの間に実施されるJAXA関連の作業について、日本語でミーティングを行っています。画面越しではありますが、お互いの顔を見ながら話ができる貴重な機会で、作業内容の他にもざっくばらんな情報共有も行うなど、星出さんと管制官の心をひとつにする場です。
また、この日は、9月20日に実験を終了した小型衛星光通信実験装置(Small Optical Link for International Space Station: SOLISS)をきぼうエアロックから船内に引き入れ、取り外す作業を、マーク・ヴァンデハイ宇宙飛行士が行いました。SOLISSは、株式会社ソニーコンピュータサイエンス研究所とJAXA宇宙探査イノベーションハブが軌道上技術実証のために共同開発した小型衛星光通信実験装置です。
今週はYouTubeのJAXA公式チャンネルに公開された動画を紹介します!
全国の小・中・高等学校、合唱団や吹奏楽部がリモートでの合唱を行い、その映像を国際宇宙ステーション(ISS)で様々なミッションに挑んでいる星出宇宙飛行士へ届けました。曲目は、「銀河鉄道999」。この曲は、星出宇宙飛行士が子どもの頃に「宇宙へ行ってみたい」という憧れを抱くきっかけをつくったアニメの曲です。星出宇宙飛行士は一緒に曲を口ずさみながら、合唱を楽しんでいましたね。たくさんの人たちからのエールが届き、星出宇宙飛行士はさらに力がみなぎったのではないでしょうか。
来週もウィークリーレポートをお楽しみに!
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