第0次選抜にて発生したトラブルと対応について
5月29日(日)に実施しました第0次選抜において、いくつかのトラブルが発生しましたため、これらの内容と対応についてご報告いたします。
(1)通信トラブル
内容
① ⼀般教養試験において、試験開始時のアクセスが集中した際に、一時的にサーバーの処理能力を超え、サーバーとの通信速度の遅延やサーバーへのアクセス不能な事態が発生し、試験時間が短縮した、あるいは全く受験することができなかった。
② 一般教養試験の受験中に、問題の表示や解答の記入等で、試験システム側の反応が遅く、解答に支障があった。
③ 各試験の終了時に、エラーメッセージが表示されてしまった。
対応
一般教養試験中及び試験後にサーバーの対策を行いました。また、5月31日(火)に、受験者全員に、今回起きた事象及び追試験の申請期限の延長をご連絡し、上記(1)①②の影響により追試験を希望いただいた方には、6月5日(日)に追試験を受けていただきました。なお、上記(1)③のみの方については、データは正常に保存されており、試験結果に影響がありませんでしたので、追試験は行っておりません。
(2)手順指示等の間違い
内容
①「受験のしおり」において、試験開始までの手続きに誤りがありました。具体的には、「試験開始時刻に開始ボタンをクリックした後、カメラの確認をする」とすべきところ、「カメラの確認を行った後、試験開始時刻に開始ボタンをクリックする」となっておりました。
② 受験時の注意事項に本来、予定していない表示を誤って掲載しました。今回の試験では、「一般的な電卓や関数電卓の利用、他のPC等の計算機等の利用をしないこと」としていましたが、適性検査の一部の課題を開始する画面に、この注意事項と矛盾する「電卓を使用してもよい」との記載がありました。
③ STEM分野の試験において、1つの正答を選択する形式のところ、2つの正答がある設問(1問)がありました。
対応
5月31日(火)に、上記(2)①②の事象が起きたこと及び本件について追試験の対象としないことを受験者全員にご連絡しました。現在、上記(2)③を含め、これらの試験結果の扱いについて検討しており、決定次第(6月末頃を予定)、お知らせいたします。
これらのトラブルにより、一部の受験者の皆様には、ご迷惑とご心配をお掛けしてしまいましたことにつきお詫び申し上げます。
なお、これらのトラブルの影響による不公平が生じることがないよう、適切に対応いたします。