Report & News大西宇宙飛行士の活動レポート&ニュース

クルードラゴン宇宙船運用10号機(Crew-10)が着水!

海上に着水した瞬間のCrew-10 (Image by NASA/Keegan Barber)

8月10日(日)0時33分、大西宇宙飛行士らが搭乗したCrew-10が、米国カリフォルニア州サンディエゴ沖に着水しました。 ISSから離脱後、Crew-10は大気圏への再突入を行いました。その後、はじめに2個のパラシュートで、次いで4個のメインパラシュートで降下速度を緩め、着水しました。

着水姿勢をとる大西宇宙飛行士らCrew-10クルーの様子 (Image by JAXA/NASA)
メインパラシュートを開きながら降下していくCrew-10 (Image by NASA/Keegan Barber)
米国カリフォルニア州サンディエゴ沖に着水したCrew-10 (Image by JAXA/NASA)

Crew-10は、大気圏に再突入し、パラシュートが開くと雲の中を抜けてゆっくりと海面に着水しました。これから機体の外より異常がないことを確認して船に揚げられたのち、大西宇宙飛行士らが船外に出てきます。

帰還前に収録したメッセージの中で、大西宇宙飛行士は「さまざまな形でたくさんの方々から応援いただいたことを本当に感謝しています。皆さんからの応援、地上からご支援がここで頑張れた一番の原動力になったような気がします。(中略)また地上に帰ってからも、さまざまな形で自分の体験してきたことを、皆さんにお伝えする活動を行っていきたいと思いますので、最後まで応援よろしくお願いします。それでは気をつけて、地球に帰りたいと思います。」とコメントしていました。

※本文中の日時は全て日本時間

JAXA 有人宇宙技術部門 Humans in Space人類の
未知への挑戦を。

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