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野口宇宙飛行士の活動レポート

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2021.04.27

野口宇宙飛行士ウィークリーレポート Vol.21(4/16~4/22)

4月18日から国際宇宙ステーションの新しい運用期間、インクリメント65が始まりました。

Joint #Exp64 #Exp65 crew photo! 10人体制での最後の夜、 #きぼう の中で勢ぞろいして記念写真を撮りました。みんないい顔してますね。
(野口宇宙飛行士Twitterより)

一時的に10人の大所帯となっていた国際宇宙ステーション(ISS)船内ですが、4月17日に、野口宇宙飛行士と約半年間、仕事や生活を共にしたキャスリーン・ルビンズ宇宙飛行士、セルゲイ・リジコフ宇宙飛行士、セルゲイ・クド-スべルチコフ宇宙飛行士の3人が地球に戻り、ISSは7人体制になりました。星出宇宙飛行士らを乗せたCrew-2到着(4月24日)直前の、野口宇宙飛行士の様子を紹介します。

4月16日、ライブイメージングシステム(COSMIC)の温度を制御するための加温チャンバのケーブル配線状況を確認し、温度を制御するための加温チャンバのケーブルをCOSMICのステージにテープでとめました。
4月20日、宇宙実証用ハイパースペクトルセンサ「HISUI」のミッション・データ・レコーダ(MDR)のハードディスクを交換しました。HISUIは、広範囲の波長帯の電磁波を連続的に測定できるセンサで、「きぼう」日本実験棟の船外プラットホームに設置されています。
さらに、この日は、細胞の重力センシング機構の解明(Cell Gravisensing)の実験の準備として、ペイロードラップトップターミナル(PLT)のCMOSバッテリーの交換とBIOSの設定もおこなっています。

今週も野口宇宙飛行士が公開したSNSの投稿をいくつか紹介します!

帰還時にクルードラゴン宇宙船でどのようなことがおこなわれるのか、野口宇宙飛行士が詳しく語りました。

首相官邸に設けられたスタジオから、菅義偉総理大臣、井上信治内閣府特命担当大臣(宇宙政策)、萩生田光一文部科学大臣と交信し、有人宇宙開発の意義、次世代の宇宙飛行士に向けてのメッセージなどについて語りました。

野口宇宙飛行士Twitterより

左側に位置するのがサロマ湖、右側が能取湖。サロマ湖はオホーツク海と細い砂州で隔てられているのがよくわかります。

4月23日にクルードラゴン宇宙船運用2号機が打ち上げられ、翌24日星出彰彦宇宙飛行士がISSに到着しました。野口宇宙飛行士が帰還するまでの数日間、ISSには2人の日本人宇宙飛行士が一緒に滞在します。2010年の野口宇宙飛行士と山崎直子宇宙飛行士以来、11年ぶりのことです。

ISSに入室する星出宇宙飛行士らSpaceX Crew-2クルーと、それを迎える野口宇宙飛行士らISS第65次長期滞在クルー ©JAXA/NASA

2021年4月29日(木)1時40分頃を予定していた野口宇宙飛行士の帰還は、本日4月27日、延期が発表され、日本時間5月2日(日)0時36分頃に変更となりました。