野口宇宙飛行士ウィークリーレポート Vol.16(3/12~3/18)
野口宇宙飛行士は、今週も様々な作業を行いました。
3月14日(日)(日本時間)地上からの操作により超小型衛星8機が放出され、野口宇宙飛行士はその様子を撮影しました。
今回は軌道上装填型小型衛星放出機構(J-SSOD-R)を使用した初の放出となり、一度に放出できる衛星の数やサイズが増加しました。
- 「きぼう」から超小型衛星8機放出に成功!(2021年3月15日)
- 野口宇宙飛行士の宇宙暮らし 041 超小型衛星発射成功!(野口宇宙飛行士YouTube)
微小重力下における翻訳制御の網羅的解析(Ribosome Profiling)実験準備として、冷凍状態で打ち上げた培養細胞を解凍のために冷凍・冷蔵庫(MELFI)へ移し替えたほか、これから国際宇宙ステーション(ISS)に到着する補給船を迎える準備として、「きぼう」日本実験棟内の物品整理なども行いました。
また、ISSの設備、水再生システム(Water Recovery System: WRS)のメンテナンスも実施しました。
3月18日(木)(日本時間)には、30日間に及んだAsian Herb in Space(バジルの栽培実験)を終え、回収のためにサンプルを凍結しました。
野口宇宙飛行士が動画で紹介していますので是非ご覧ください。
- 野口宇宙飛行士の宇宙暮らし 042 宇宙バジルの質問に答えます(野口宇宙飛行士YouTube)
- 野口宇宙飛行士の宇宙暮らし 043 さらば、宇宙バジル(野口宇宙飛行士YouTube)
野口宇宙飛行士は、今回のCrew-1長期滞在で100日が経過し、スペースシャトル(STS-114)ミッションから累積滞在300日を迎えました。